安野モヨコさんの漫画が大好き!!"良いオンナ"に必要なモノ
やっぱり漫画が好きだ!!
本よりも漫画だ!!
なにより、女性を輝かせるコトバが散りばめられている漫画が好きだ~!!
って最近気づいた。
上京してから、"何かやんなきゃ"と思って、お休みの日も予定いれまくって、むしろ予定無い日は焦って入れて…
って感じの3年間を過ごし。
「なんかね…なんとも言えないけど…
疲れちゃったの」
って状態にある日なった。やばい、やばい感じだよね。。。
そんな生活で出会った漫画たち。
特に大好きな漫画家さん・安野モヨコさん。
代表作は『シュガシュガルーン』『ハッピー・マニア』『さくらん』『働きマン』(参照:wikipedia)
てか初めて知ったんだけど、安野モヨコさんって、あの庵野秀明の奥さんなの!?(今知るってゆー。笑)
あのエヴァの監督さんよね?なんか、良いね。(浅い感想すみません)
主人公の松方弘子は仕事、仕事、仕事…まさに仕事に生きるオンナ!!
寝食も忘れ、恋人には会えず、仕事でも目立った活躍すると悪口を言われ…
仕事に男も女も関係ねぇ!!って感じだけど、やっぱりしおらしく落ち込んだりする"オンナ"の部分の主人公も垣間見れて…
そして松方姉さん、なかなかにおしゃれでスタイル良い。。うらやまし。。
職場の他の人の価値観とかも色々描かれていたりするので、はっ、とさせられることも多々。
まさに、現代の働く女性!!って感じがかっこいい。
でも働きマンを読んでいた当時の私はまだ社会人経験もなく(てか高校生くらいだったかな?)
「こんなプライベート犠牲にしてでも仕事ってやらなきゃいけないもんなの?」
「こういう自由人(主人公の後輩にTHEゆとり世代、みたいな男性がいる)みたいな人の方が良いな!」
みたいに思ってた。
(※ゆとり世代をディスってません。私もゆとり世代真っ只中の人間だし、ゆとり世代は嫌いなものがはっきりしてて私は好き。)
こうして、安野モヨコさんの作品とのファーストインプレッションはそんなに強烈ではなかったのだが…
◆人間も、歳を重ねると価値観変わるね!!
社会人4年目になり、電車で何気なく読んでいたLINE漫画…その中に、「ハッピー・マニア」を見つけました。
あらすじぶっ飛ばすけど、天真爛漫に破天荒に恋愛にまっしぐら!な主人公の重田カヨコ(25)を見て、
あら、同い年!
と思ったのもつかの間、
「こんな友達がいたら絶対に嫌だ!!!」って思った(笑)
わがまま!下品!そして軽い!!(カラダも心もね。笑)
だからこそ強烈過ぎて、今までの私の理想の女性像とはかけ離れすぎてて最初読み続けられるか心配だったけど、
不思議と重田ワールドへ…
ちょっとかっこよいと思う男の子とすぐ寝ちゃう重田だけど、彼女の中にもブレない軸が一つだけあった。
自分の気持ちが何より大事!
自分が好きじゃないと嫌だ!世間体ってナニソレおいしいの?
重田の生き方に憧れは無いけど(ぶっちゃけね。笑)
わがままを貫く彼女がちょっとうらやましくなった。
◆それから…
安野モヨコさんの漫画を通して、
私の中の"女性"っていうものが打ち砕かれていった感じでした。
しおらしくなきゃいけない…
女性は一歩下がって男性を立てないといけない…
泣くのはみっともない…
呪いのように自分にまとわりつくこんな価値観。
悪いことじゃないし、それもやっぱり素敵な女性だけど、
「この価値観に沿えない自分って、ダメなオンナだな…」
と自分を責めたりとか多々あったんだよね…
でも
「は?あんた、そんなこと気にするよりももっと大事なことがあるんじゃないの?」
と言われた気がした!!
もう、かっこよいオンナってだいっっっ好き!!!
安野モヨコさんの作品『バッファロー5人娘』で一番好きなコトバ…
生まれながらにして美しすぎる女の子・ダリアのコトバ
「愛してもいない男とのセックスはしない
それは違うわ
セックスしてる相手を心から愛するのよ」
良いオンナだな~!!"
ってめちゃくちゃテンションが上がる。(本当に心の中でこう言っている。笑)
このダリアの言葉に出会った瞬間の感動は、なかなか伝わりにくいだろうけど…
誰とでも寝る女の子を肯定しているのではなく、そんなことをはっきり言えるダリアがまじでかっこよいなって。
だってそんなこと言っちゃダメじゃん、思っちゃダメじゃん。そんな風潮じゃない、現代の日本は。
あれ?そーでもない??
安野モヨコさんの漫画を通して自分の好みがわかった私。
最近キテるのは安野モヨコさんの漫画じゃないけど『Real clothes』
アパレルブランドの売り子として働く主人公。ある日、彼女の上司の男性が、女性である主人公に対していったコトバ。
「女のダメなところはさ、好きか嫌いかで仕事をするところだ!」
ぐさっ。
イタイ。。。
正論すぎる…
漫画なのに、結構心が傷ついたワタクシ。笑
でもその漫画ではその翌日…
その男性上司のデスクの椅子にはゴキブリホイホイが置かれ、棚には女性用の下着がいっぱい詰められていた…
つまり、昨日の女性をなじる言葉を聞いていた職場の女性たちからの嫌がらせ!
女性たちからの、「ふざけんじゃねーよ!」
が具現化されてたのね。
「女の悪いところはね、好き嫌いで動いて客観性に欠け、ゴールを見失い
瑣末なことでパニックになるところだけれど
そんな女性たちに支えられて仕事が回っていることを自覚して
感謝の心を忘れないように」
◆最後に…
学んだコト。
良いオンナには、覚悟があるの。
この人の為なら、なんだってやれるわ。って言い切れるような彼女たちの生き方が、めちゃくちゃ覚悟が決まっててかっこよすぎる。
私は私の気持ちを一番に大切にする。って友達の言葉すら耳に入らない彼女たちを作り上げてきた、それまでの人生の話を聞きたい。
覚悟。カクゴ。
それだけでも、オンナをきれいに輝かせてくれる。
弱くたって良いじゃん。
愛されたくたって良いじゃん。
泣いたって良いじゃん。
愚痴ったって良いじゃん。
でも、自分の根っこ深くの、譲れないモノだけはしっかり持つのよ、世の女子たち!!
私はゼッタイ、「自分がやりたくないことは人にもさせない」
おとめ座って、正義感めちゃくちゃ強いらしいから、自分が納得できないことは絶対できないし、
納得できたもので人の役に立てるものは、たとえ人からちょっと嫌な顔をされようと、必死でやる。
オンナは、『これだけは』ってものに出会うと、強くなるのかもね。
はやく、私も出会いたい。もう出会ってるけど言語化できてない気もする。
私の尊敬している人のコトバをお借りすると、「探すんじゃなくて、それも自分で決めてよいんだよ」って言われそう。
大丈夫、好きなものとか趣味とかはわからないけど、嫌いなものがはっきりしてるゆとり世代だもの。
💙LOVE(こじんてきにすきなやつ)
『ハッピー・マニア』
『バッファロー5人娘』
『にがくてあまい』
『働かないふたり』
『PARADISE』
『村井の恋』
『うらめしや』
『後宮デイズ~七星国物語』
ぱっと出てくるのはこのあたり。
Thank YOU!