心が先か、行動が先か


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「鉛筆を横にして、横にくわえてごらん?口角が上がるから、体が勝手に”楽しい~!”って錯覚するんだって!」

と言われたときに、

「んなバカなっっ!!心が楽しいと感じていないときに、楽しいなんて感じるもんか」

と思っていたわけだが、面白い論文を発見した☺︎

 

1983年に行われた、ベンジャミン・リベット教授の実験だ。(カリフォルニア大学サンフランシスコ校の医学部・神経生理学教室)

頭骸骨を切開した人の大脳・随意運動野に電極をつけて、ひとさしを指を曲げる運動に対する運動準備電位を計測した。※運動準備電位は、無意識に始まる運動の指令信号である。
行動(筋肉の収縮)は、意識されて動くのかどうか、を確認する実験ということになる。

 

学校で習った知識を応用すると、以下の結果が出ることが考えられた。

①指を動かそうと「意図」する。
②指令が随意運動野に伝わる。
③無意識のスイッチがONになる。
④運動準備電位が発生する。
⑤指が動く
この順番に神経活動が起こると考えるのが普通である。


ところが結果は
①無意識のスイッチがONになる。
②運動準備電位が発生する(「意図」するより0.35秒前)。
③指を動かそうと「意図」する。
④指令が随意運動野に伝わる。
⑤指が動く(「意図」の0.2秒後)。

 

世界中の学者が驚き、世界中の学者が再度実験するものの、リベット教授のこの理論を論破する実験結果は未だ出ていないのだ。

 

どういうことかというと、無意識の”行動”が起こり、その行動に見合った”心”を後からタグ付けしているのだ、ということ。

 

この理論を用いると、「自由意志」という概念は無くなる。

あなたの今の全ての行動は、無意識によって”選ばされた”ものであり、そこに自分が選んでいる、といったそれらしき心を付与しているだけなのだ。それが顕在意識。「運命論!?(あらゆる物事は生まれたときから既に決まっている)」

と言ってしまうこともできる。

 

 

じゃあ、このケーキを食べちゃうのは、潜在意識によって選ばされてるってこと!?

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ケーキを食べる、という行動より、ケーキを食べる行動を引き寄せるような潜在意識の使い方をしてるってことなのかな?

 

 

あーーーー深い~~

と痺れたわけだが、こうなると無意識(潜在意識)とどうお付き合いしていくかが勝負となる。

             潜在意識 顕在意識 に対する画像結果

 

潜在意識の使い方は簡単!☺︎

最近、楽しいこと無いな~って思うことがあったら、

「楽しいことしたい!!」って、潜在意識に刻み込む、これだけらしい☺︎

そのビジョンが明確であればあるほど、潜在意識が検索エンジンをかけて、ビジョンの方へ連れて行ってくれるんだって。

 

すっごい。潜在意識さま。。

 

自分にもっともっと語りかけてあげよう☺︎♪