本から学ぶ①No.2理論

最近『No.2理論: 最も大切な成功法則』という本を読んだ。

no,2理論 に対する画像結果https://www.amazon.co.jp/No-2%E7%90%86%E8%AB%96-%E6%9C%80%E3%82%82%E5%A4%A7%E5%88%87%E3%81%AA%E6%88%90%E5%8A%9F%E6%B3%95%E5%89%87-%E8%83%BD%E5%8A%9B%E9%96%8B%E7%99%BA%E3%81%AE%E9%AD%94%E8%A1%93%E5%B8%AB%E3%83%BB%E8%A5%BF%E7%94%B0%E6%96%87%E9%83%8E-%E8%A5%BF%E7%94%B0-%E6%96%87%E9%83%8E/dp/4774513806

 

著者は西田文郎さん。

初めてスポーツ業界にメンタルトレーニングを取り入れた方で、各界で活躍なさっているが、北京オリンピックの女子ソフトボールで日本が優勝した時のメンタルトレーニングを担当していた方☺︎

 

毎年毎年同じ国が優勝し続けていると、その競技はオリンピック競技から消えることになっている。ソフトボールもその一つで、北京オリンピックより前はずっとアメリカが金メダルを取り続けていた。

そんな中、北京オリンピックで再び日本が負けて、アメリカが優勝してしまうと、これからソフトボールをがんばっていこうという若い世代の芽を摘んでしまう…!

と考えた代表選手たちは、西田さんにメンタルトレーニングをお願いし、見事北京オリンピックの舞台で金メダルを獲得した。

もちろん彼女たちの努力こそ大きいが、西田さんの活躍も素晴らしい☺︎♪

 

そんな方が著者の、『No.2理論』

ーNo.1が会社を潰し、No.2が会社を大きくするー

なんとっ!という感じだった。社長が夢を実現するために立ち上げた会社であるけれども、それを実現しようと必死になって動いてくれる”優秀な”No.2が現れないと、会社は停滞してゆく…

 

確かに、その理論でうなづけることは非常に多かった。

私の周りには事業をしている友人が多いが、その事業の中ではその傾向がかなり顕著に現れていたからであった。

 

もちろん、リーダー役(社長)とマネジメント役(No.2)の両方をできる人もいる。初めは、伸びていく。しかしながら、ふと事業の規模が大きくなっていったときに、成長のスピードは格段に遅くなり、ついには停滞する。

むしろ、社長が苦手分野を明確にし、誰かにその苦手分野を任せてしまう方が伸びていたりする。

 

その現場を見ていたため、社長の能力と会社の売上は比例しないこと、社長の理念を受け継ぐ人がいると、会社は強くなる、といったことが、この本を読んだことにより、言葉として頭の中で整理され、自分の言葉で伝えられるようになった。

 

 

No.2の要素として重要なことは、「積極的自己犠牲である」と書かれていた。

 

…自己犠牲??

事業を展開する中で、自己犠牲は誰のためにもならない、と教わってきた私からすれば、新たな考え方だった。

積極的自己犠牲とは、自らの美学は捨て置き、自ら望んで社長の目的のために社員をまとめ、マネジメントしていくことだ。

私が誰のためにもならない、と教わっていたのは、消極的自己犠牲だったのだ。

 

社長になりやすい世の中になりつつあるが、No.2になろうとしている人はあまりいない。誰でもできることではないからだ。

No.2になるためには自分の理念を捨てる必要があるため、勇気がいる。

しかしながら言いなりではなく、自ら考えてマネジメントしていく能力も必要であるため、本当に優秀な人間しか勤まらない。

 

私は優秀ではないが、ある人の力にはなれるな、と確信がある。

ある人、とは、付き合いの長い先輩で、私の人生に最も影響を与えてくれた方だ。

先輩とはここで何を話すか、そしてどのように動いて欲しいか、すり合わせることが可能であると踏んだ。つまりは、阿吽の呼吸が使えそうであったのだ。

だからこそ、No.2になることに決めた。まずは先輩のNo.2になることでマネジメント能力を上げ、先輩の事業を大きく伸ばしたかったのだ。お世話になっている先輩の力添えができることほど楽しいことはないし、そのためになら自分の美学など、一旦は捨て置くことができる、と考えた。

そして、世代交代的に、私のNo.2が時機に現れてくると考えた。社長のNo.2の考えを受け継ぐNo.2が現れることで、さらなる事業の発展ができるのではないか、と。

 

実験的にやってみようと思う。

私の更なる課題は、女性リーダーとしての立ち振る舞いである。何かおすすめの文献等あったらご教示いただきたい。

 

私は本を読むことの価値は以下の通りであると考える。

①著者の10年分の経験から得た学びを破格で買えること

②タイトルが明確になっているから、頭の中の知識として整理しやすい

 

 

その時々に、感動する本に出会える人生は素敵だと思う♪

より多くの人の心を集める話し方☺︎

商品を販売する、となった時に、企画やマーケティングの専門家たちがこぞって頭を悩ますのは、その商品がヒットするかしないかは、”見せ方(魅せ方)”によって決まる、と誰もが考えているからであろう。

私はお医者さんの前でプレゼンをする仕事に就いているが、プレゼンテーション資料の配色や話を進めるスピード、何から話をした方が分かりやすいか等、毎度頭を悩ませている。

 

 

視覚に訴えるだけでなく、言語を扱う私たちにとって、”話し方”というのもとても重要なソリューションである。

 

私が尊敬する事業家の方に最近おすすめされた動画が、

◇サイモン・シネック: 優れたリーダーはどうやって行動を促すか (How great leaders inspire action) (TEDより)

 

この動画の中にAppleの例が出てくるが、なぜAppleの製品が、これだけ市場規模の大きな業界においてiPhoneMacbookをこれほど売り出せるのだろうか?が見えてくると思う。

 

答えは、『話をする順番』によるというものだ。

まずは「私たちが今回発売したのはこちらの商品です。」

次に、「なぜこちらの商品を発売するかと申しますと、こちらの商品を使うことでお客様の作業効率化がさらに容易になります。」となり、

最後に、「だから、こちらの商品はいかがですか?」

という、よくある手法である。

 

動画の中で、ゴールデンサークルという概念が提示される。

ゴールデンサークル why に対する画像結果

先ほど例に挙げた商品の売り方だと、このサークルの”外から内”に話の展開を進めているのがわかる。(What:なぜこの商品をあなたにおすすめしたいのか、How:他の製品と何が異なるのか)

 

 

Appleは違っていたという。サークルの”内から外”に話を進めていくという。

「私たちは世界を変えたい。(Why)」

「私たちが世界を変えるということに必要なのは、美しいデザインと、簡単な操作性n加え、親しみやすさです。(How)」

「こうして、素晴らしいコンピューターが出来上がりました(What)」

 

こうしていくことで、Appleは革新的な印象を消費者に与え、売れ続けているのだという。

 

『なぜ、やるのか』を最初に掲げたものが、人の心を掴む。

空を飛びたい、と飛行機を作り出したライト兄弟。当時、ライト兄弟よりも資本があり、開発の人数も多かった団体が多くあったらしい。

距離が離れていても、その人の声を届けることができたらよいな、と電話を発明したグラハム・ベル博士。

キング牧師よりもお金があって地位もある人もいたはずなのに、なぜキング牧師に人はついてきたのか。

 

 

この話し方はすごい!と思った。

なぜ、今自分はそれに一生懸命なのか、から話し始める。よく言われてきたことだったが、論理的に理解できたのははじめてだったので嬉しい☺︎♪

仏教から見る”人間関係”

私は実家が列記とした仏教徒だったので、“輪廻転生”という概念を教えられていた。

というよりかは、手塚治虫さんの「ブッダ」という漫画を読んで、小学生の時に勝手に学んだ、というものだ。当時は全くと言ってよいほど意味が分からなかった、輪廻転生という言葉。

 

作中に、ブッダが死にかけの女の子の魂を追いかけて、人間だけでなく動物、植物などの魂がみんなで手をつないで楽しんでいる世界(あの世の表現なのかな?)にたどり着く描写がある。

そこで、“あの女の子の魂はどこだ!”とのブッダの問いかけに対し、魂たちは“みんな魂は一つだよ!だから、どの魂を持っていっても同じだよ”と答える。

 

魂はみんな一つ。

生き物は死んだら何度でも生まれ変わる。

 

キリスト教では生まれ変わるのはイエス・キリストだけなので、宗教によっても考え方は色々なんだなーと学ぶ。イエス・キリストは十字架を背負って一人で人間の罪を被り、そして復活しなければならない理由があったのだが、こちらに関しては話し始めたら2時間は語れるので、またの機会にしよう☺︎笑

あと、キリスト教に詳しい人と議論したいことは、キリスト教において輪廻転生的な考え方を推奨していないのは、教会の力が弱くなってしまうからか、命が回りまわると、神様から与えられる恩恵が身に余ってしまうからなのか、はたまた別の理由なのか…(かなりマニアックな話ですみません。笑)

 

今回は仏教的な目線から☺︎!

 

「昔は1億人程度の人口だったのに、今は70億人人間がいる。どう考えても魂の数が足りないじゃないか!」と言われたこともあるが、命はみな平等なので、人間の数は増えていても動物の数は減っているかもしれないし、植物の数や虫の数も減っているかもしれない。魂には、誰が偉いとか偉くないとか、そういうヒエラルキーが無いのである。

そして、あの世には肉体が欲しくて欲しくてたまらない魂が膨大な数いるらしい。あの世は、不自由が全く無いらしく、つまらないらしい。

制限があった方がオモシロイ、ということだ☺︎

 

 

 ちょっと明確な数字は忘れてしまったが、先祖を147段くらいまで遡っていくと、全ての人間の先祖が一致する、と聞いたことがある。だから、今隣にいる人とは遠い昔血縁関係だったといえる。…と考えると、最近友達に思わず言ってしまった一言が、ちょっとだけ申し訳なく思えてくる。

 

 

少し前に読んだ本に「借金2000万円を抱えた僕にドSの宇宙さんが教えてくれた超うまくいく口ぐせ」という本がある。

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この本は本当に面白くて、普段本を読まない人もさらっと2時間くらいで読めてしまうし、読んだ瞬間から実践できるのでぜひ読んでいただきたいのだが、その本の中に、人に愛を以って接することで願いが叶う、とある。

 

分かってはいるけど、目の前の人がムカつく。そんなときもある、というか、まだまだ未熟者の私はそんなことばっかだが、そんな時にでも実践できるコツがあるのだ。

“あなたは私であり、私はあなたである”

と考えるのだ。

そうすると、たとえ上司から理不尽なことを言われたとしても、

“そうか、自分にもこういうところがあるんだな。許してあげよう、今回だけだぞ”

って思えるし、慣れてくると

“人にこんな思いをさせていたのかもしれない。気をつけよう”

と思える瞬間が来る。

本当に自分が大切に思っている人に対してだけでなく、電車で出会って今後一生出会わないような人にも、愛を以って接することができる。

要は類友。愛は、愛で溢れる人のところに行きたがるものだから。

 

こういう考え方は、仏教チックかな~と思う。魂は一つ、みんな同じだから。

 

他人は自分を映す鏡、とはよく言ったもので、目の前の人にムカつく、ということは、自分の中にもそういう面があるからムカつく、ということを学ぶ機会がよくある。

端から、自分に全く無い物を持ち合わせている人は、尊敬かまたは恐怖心しか生まれないからである。電車で意味の分からないことをブツブツ言っている人に対しては恐怖心を、TVに出ている専門家に対しては尊敬を、はたまたなんとも思わないとか、そういうものである。

あ、でも前者に関してもしイライラするなら、それは睡眠を妨害されたとか、そういういうところの怒りであり、その人に対してではないはずだ。

 

 

 

愛、の反対は何か?という問いかけをされたことがある。

当時の大学生の私は、“憎悪”と答えた気がするが、実は

“無関心”

である、とのこと。だから、「あの人嫌い」よりも、「どーでもよい、てかあの人の名前知らないし」の方が、人間関係を形成することは困難であるということだ。

 

その人に興味を持って、愛を以って接する。

それこそが円滑で気持ちの良い人間関係をはぐくむことに繋がると思う。

 

…とはいえ、私こそ頭では分かってはいながら、人生修行中なのだが。笑

最近、つくづく恋愛は向いてないな~と思うことがあったりとか。

 

 

宗教って、なぜか日本人は嫌悪感を示す人もいるけど、こんなにも歴史のある概念は類を見ないから、勉強して損はないと思っている。

 

生まれてきたことに、感謝☺︎

人生は、修行だ。人生は、旅だ。

有名人から学ぶ①ダルビッシュ有選手

【今のあなたは、人生もっとチャレンジしておけば良かった、って思った40代の自分がタイムスリップしてきたあなたかもしれない】

ダルビッシュ有さんのインタビューでのお話。...


高校生の時に、超大型新人として入学し、プロになるやいなや大活躍。そんなある日。
交流戦でヤクルトの選手にホームランを打たれた。

 

その夜、彼は自分と向き合って、眠れない夜を過ごす。


“もしかして自分って、1.5流…もしくは2流に落ちぶれていくのではないか”

 

彼は想像したんだって。40代になって、自分自身が、もううだつの上がらない選手として野球人生を終えていく姿を。

その時に、“えーっ”と思って、その40の自分が神様に手を合わせて、

 

『お願いだからあの日に戻して!』

 

って言って、20歳の今日に戻ってきたっていうマインドセットに変えた。

 

 

 

40歳の自分が、今の年齢に戻ってきたら、なんていわれるんだろう?

「もっとがんばれよ!」

って言われるか

「今つらいかも知れないけど、今のお前がいるから、最高な人生を送れてるよ」

って言われるのか

 

 

◆亡くなる人の9割が、もっと冒険しておけばよかった、と後悔して亡くなる。

◆「人生で一番最高な時はいつでしたか?」と聞かれたときに

縛られた人生だけを送ってきた人は、「20代」と答え、

酸いも甘いも味わってきた人は、「40代」と答える。

◆会社に入社した当初、「今のうちに遊んでおけよ」って上司もいたが、

「今はつらいよな、金も無いし人脈も無いしな」って大人も私の周りにはいた。

◆課題にぶち当たったときに、「○○がやらないからだ」と人のせいにした過去もあったが、「神様から試されてるな~」と責任の所在を自分にしてしまったほうが心境穏やかだった。

◆その人のいないところでその人のことを悪くいう人もいる。本人には言えないから。

その人のいないところでその人のことを褒める人もいる。本人には言うの恥ずかしいから。

◆「仕事ができなくてだらだら残業すること」に対して叱られたことは無いが、「仕事をさっさと切り上げて毎日早く帰ること」に対してねちっこく言われたことがある。

 

 

マインドセットはより良い人生にとって、非常に重要な観点だと気付く。

「無人野菜売り場」に倣う、日本人気質

私がこのテーマに興味を持ったのは、

職場にある”オフィスグリコ”に興味を持ったから!☺︎

 

What'sオフィスグリコ

オフィスグリコ に対する画像結果

こういうボックスにお菓子が入っていて、100円をカエルの口に入れれば自由に取っていけるもの!

全国にコンビニがいまや5万件あるのに対し、なんとオフィスグリコは10万箇所にも設置されているという普及率。。すごすぎる。。

 

これを入社当初見たときには、

「なんだこれ。万引きし放題のシステムじゃん。」と思ったちょっと心の汚い私。(笑)だって、センサーで動いてるわけでもなく、誰かが見張っているわけでもないんだもん。

でも実際調べてみると、なんとお金の回収率が96%!!誰も見てないのに、日本人は本当に正直だなーという印象を持った。

 

そもそもオフィスグリコ無人野菜売り場をモデルとしているらしく、無人野菜売り場のシステムは海外では理解できないらしい。

そもそも、無人野菜売り場とは、農家などで採れた野菜を所定の場所へ置き、道行く人々が決められた額のお金と引き換えに野菜を取っていく、日本の昔からあるビジネスモデルである。労働力と人件費の削減が期待できるが、最大の懸念点は万引きである。

ヨーロッパでも万引きが多発している中、日本人だけが正直にお金を入れ、そしてそのお金に見合った分だけ野菜を持っていくのには、思想に理由があるとしか思えない。

 

 

気になって調べまくった結果…↓↓

 

◆仮説①「誰かに見られているかもしれない」

こういった考えは誰にでもある。万引きしているのを誰かに見られたら…といった恐怖心である。

この「誰かに見られているかもしれない」といった思考は、遺伝子的に、肉食動物に食べられないための防衛能力であることが分かった。

 

でも、これは人間であれば誰しもが持ち得ている能力である。

よって、日本人独自のものではないため、これではないな…という結論に。

 

◆仮説②「無宗教の日本人?」

外国人と日本人の最大の違いは宗教であるとし、そこを観点として調べた。

そうしたらどんぴしゃ!

海外と日本では、そもそもの国民の思想が異なるのである。

 

イスラム教やそのほかの宗教に関しては言及できないが)海外で広く信仰されているキリスト教において、まずアダムとイヴが神様から食べちゃダメだよ、と言われていた「知恵の実」をヘビにそそのかされて食べてしまったことから、“罪の意識”を覚え、とたんにお互い裸でいることが恥ずかしくなったという話がある。知恵の実を食べてしまったから、「人間は生まれながらにして罪を持っている」という原罪、という概念ができた。罪の意識が芽生えたことこそに罪があるらしい、という、なんとも哲学的な話だが。

よって人間とは、

“生まれながらにして悪い生き物であり、生きていくその過程において、より良い人間となるように尽力していかなければならない”

という思想が主である。

 

しかし、日本人は違う。

日本人は中国の思想家・孔子の弟子である、孟子が提唱した「性善説」という思想が根強い。

“人間は生まれながらにして良い生き物であり、だから悪いことをしないようにしましょう!”

といった考え方。めっちゃわかるーーーって感じ。だから、悪いことをしちゃいけません、って教育なんだと思う。

日本人が海外で騙されやすいのもこの思想からだと思う。人間はみんな良い人、という共通概念があるから、騙されるなどとは思ってもみないのだ。

 

よって、日本は性善説が主な思想なだけでなく、国家としてこの概念を共通認識としている、実に珍しく素敵な国なのだ。素敵、といった言葉にも理由があり、無人野菜売り場をたとえば海外でやろうとしたら、このシステムがきちんと機能するまでに1000年はかかる、といわれているらしい。(その国々によって差異はあるが)

 

人口減少で生産力も労働力も国力も低迷していく日本にとって、最終的に海外に向けて輸出できるものは“日本人気質”、と言われているのには、こういった理由もあるらしい☺︎♪

歴史を学ぶ①東京裁判

最近、歴史を学んだほうが良いよ、東京裁判以降の近代史!といわれたので、自分で調べて学んでみようと思う。もし間違い等があったら指摘して欲しい。

 

東京裁判極東国際軍事裁判)】

第二次世界大戦で日本は敗戦国となっていることは周知の事実であるが、戦勝国の連合軍が戦争犯罪人として指定した日本の指導者を裁いた裁判のことである。

一方、ドイツ・イタリア等に対して戦争犯罪人を裁いたのがニュルンベルグ裁判。

 

東京裁判』及び『ニュルンベルク裁判』で有罪判決を受けた者を『戦争犯罪人』・・・戦犯と呼ぶ。

受けた判決により3つの項目に分けられ、それぞれ『A項目戦犯』『B項目戦犯』『C項目戦犯』に分類され、この分類は罪の軽重を示す意味は含んではいなかった。だが実際には『A項目戦犯』がもっとも罪が重いと考えられ、結果 刑も重いものが適用された。

 

日本人容疑者は440名であった。

そのうち、東條英機元首相をはじめとする7人が死刑判決を受けた。

なぜこの7人は死刑判決を受けたのか?それは、捕虜虐待の罪の有無が関係している。

とはいえ、この7人が捕虜虐待をしていたのではなく、「虐待を止める権限を持っていたのに止めなかったことを罪とされ、裁かれた」と言ってもよい。しかしながら、もしアジアの国々で日本人が捕虜を虐待していたとしても、日本にいたこの7人の大臣や首相たちがそれを阻止できたのだろうか?

 

逆に、大量に国民を虐殺したアメリカの原爆の投下に関しては、一切責任が問われていない。そもそも裁判には国際法の専門家がインドのパール判事だけであった、という、なかなかのでたらめ具合であったのだ。

裁判の前から既に判決は下されていた、との言葉もあるくらい、正当性に欠ける、一方的な裁判だったことは間違いは無いだろう。

 

最大の問題は、

◆事後法であったこと。

そもそも裁くための根拠となる法律が当時無かった。国際法もまったく無関係。この「裁判」の根拠となったのは、連合国軍最高司令官ダグラス・マッカーサーの参謀部が中心となり、そこに検事などが加わって作り上げた東京裁判所条例(憲章)なる代物であった。

裁かれる事案が起こった時点で存在した法律に基づいて裁判が行なわれたわけではないのである。これは「法は遡らない」という大原則に違反している事後法であり、国際法上違法である。いわゆるこじつけ、だ。

 

◆「戦争を始めること、また戦争の準備をしたこと」も罪に問われているが、そんなことを言ったら第二次世界大戦に参加した全ての国に関して、この罪に問われなければならない。

 

◆戦争は国家行為であるにもかかわらず、戦争犯罪人として、個人名が提示され、裁かれている。

 

◆弁護士側の証拠は全て却下され、検察側の証拠は主張のみが裁判の中ではまかり通っていた。

 

その他、色々な問題があるが、現代人の私たちにとって、最も問題であることは、「東京裁判が不当な裁判であったことを詳しく知らない」ということである。まぁ現在の教育制度を作ったのはGHQ(アメリカ)だから、わざわざ日本人に、自分たちに不利益な情報を教育したりしないよね。そして、これは私の先輩からの意見なんだけど、日本人は良い成績を取ることに興味があり、歴史には興味が無い。教師も然り。ということが非常にうなづける。

 

なぜ総理大臣が靖国神社の参拝をするとあんなに叩かれるのか?

A級戦犯が祀られているから?それとも…日本人がかつて悪いことをした、という認識を日本人だけでなく、世界に向けて発信したいから??それで得するのは誰だ??

 

歴史とは奥が深いものである。

 

私は母親から、日本で戦争を促したりした悪いことをした人たちが戦争に負けたから処刑されて、靖国神社に祀られている、と聞いたことがあるので、上記のことを知って今大変驚いている。

 

私は理系であるために、高校時代に日本史はほとんど学習していない。

この近代史を日本人はどう教育として学んでいるのかがとても気になるが、そこはもはやお得意の「時間がなくなっちゃったので、授業ではやりません」だったのかな?って思う。

 

まぁ、私の書いているこの文章も、何かしらのバイアスがかかっていることには間違いは無い。

 

視点が変わると考え方が変わる。

医療職っぽいことをつぶやいてみる☺︎育毛の”リアップ”について

医療業界の人間の間でよく知られているのが、日本で初めて「発毛」や「脱毛(抜け毛)の進行予防」の効果を認められたリアップ。

なぜ有名なのかというと、【主作用と副作用を逆転させたから!】

 

どういうことかというと、リアップは医薬品であるミノキシジルを主成分とした、壮年性脱毛症向けの外用発毛剤である。

 

このミノキシジルという成分。米アップジョン社が血圧を下げる薬として開発した成分で、1979年にアメリカで降圧薬として承認されていたのである。その臨床試験を通して気付いたことが、ミノキシジルを投与した壮年男性の髪がなんとフサフサに!!

「これは使える!」と思った大正製薬が、主作用「血圧を下げる」と副作用「発毛」を逆転させて開発し、1999年に一般用医薬品として発売されたのがリアップだということ。

 

私の兄も薄毛で悩んでいたが、そういう男性にとって、こういう薬剤は希望をもたらしてくれる。

しかし、逆に健常人がリアップを使うと、血圧が必要以上に下がってしまったり、そもそも心臓に負担をかけるために色々な病気を併発している人には使用できない、など、問題点は様々である。

 

リアップは医薬品としては日本で初めて、医療用医薬品を経ずにOTC医薬品として発売されたダイレクトOTC薬。医薬品開発の身からすると、最高に素晴らしい薬剤であることは間違いない。

それでも、血流を活性化し、発毛を促す作用機序らしいが、心臓をどくどくさせながら、それでも見た目に気を遣って辞められない(というか、辞めるのが怖い)男性がいっぱいいるらしい。

 

 

こういう知識があると、”そもそも、心臓に負担をかけない発毛剤は無いのか?”という疑問にまでたどり着くのは普通だと思う。無い、というのが今までの返答であったが、実はあるにはあるのだ。髪の毛の毛根にある毛母細胞を活性化し、血流に負担をかけることなく育毛を促すもの。非常に良く考えられているなーと感激した。

 

ここまで来ると、「何かの販促?」となるかもしれないが、完全に個人の趣味でブログを解説しているため、全くそんなことは無い。笑

日々、頭の良い人たちが一生懸命自分の名誉のためだけでなく、人々のために頭を使って考えてくれている♪